そして卵を食べる事によって得られる効果として
アンチエイジング(美肌を保ってくれる)
ダイエットに効果がある
筋肉が発達しやすくなる、
脳の血管破裂のリスクが減る、
疲れ知にくい体質になる
記憶力が良くなる
目の老化を防いてくれる
なんかがあります。
今回はそんな中から
アンチエイジング(美肌を保ってくれる)
ダイエットに効果がある
の効果について論文をもとに紹介します。
卵はアンチエイジングに効果があるの
これは首都医科大学の実験で、肺の感染症に悩む患者さん47名を対象にしたものです。
全員を以下の2グループにわけて、10日後の変化をみました。
・普段の食事に卵の黄身を追加して、1日600mg分のコレステロールを余計に摂る
・普段どおりの食事をする
その結果、卵を食べたグループは、
アルブミンの数値が増加!(=肝臓の機能がアップした)
CRPの数値が減少!(=全身の炎症レベルが減った)
インターロイキン6が激減!(=炎症を起こす物質そのものが減った)
感染症の症状が大幅に緩和!
といった変化が出たようです。
データを見ると、特にインターロイキン6の減り方が凄いことになってまして、
激しく炎症が減りました。
慢性炎症が老化に関わっているのでこれが改善されると、
老化を進めるスピードを軽減する事ができるというわけです。
体内で行われる作用は、
なんらかの原因で体内に炎症が起きる
壊れた細胞の修復のためにコレステロールが使われる
体内のコレステロールレベルが下がる
というステップです。
ちなみに、だいたい1日2〜3個ずつの卵を食べると
今回の実験と同じレベルのコレステロールを摂る事ができます。
まずは最低1日1個からスタートしてみるといいかもです。
卵のダイエット効果が凄い。カロリー制限なしで体脂肪が11%減
朝食を卵メインにすると体脂肪が減ったという論文があるので紹介します。
これはアラバマ大学の実験で、26人の男女を対象にしたもの。
年齢は60〜75才でBMIが30〜40の肥満体な人だけを選びました。
実験では全員を2つのグループにわけました。
朝食を卵メインに:朝のシリアルやパンの代わりに3個の卵を食べる。三大栄養素のバランスは、糖質25%、タンパク質25%、脂肪55%
いつもどおりの朝食:パンとシリアルがメインの一般的な西洋食。三大栄養素のバランスは、糖質55%、タンパク質20%、脂肪25%
変えたのは朝食だけで、残りの食事は好きに食べてOK。
カロリー制限はとくに行っておりません。
結果、
卵に置き換えただけで内臓脂肪が激しく減少しました。
具体的には卵グループは総脂肪量が5倍も減り、
内臓脂肪は23%も少なくなりました。
また、HOMA-IRが改善(=糖を代謝する機能がよくなった)
中性脂肪が減り、HDLコレステロールが増加
だったようです。
このような結果がでた原因として、
卵にはコリンが多いのが理由なのかもしれません。
コリンはビタミンBの一種で、脳や心臓まわりの健康に欠かせない成分。
わりと現代人に不足しがちな栄養素でして、これが足りないと一気に太りやすくなっちゃうことがわかっています。
そのおかげで、体脂肪率が優位に減少したのかもしれません。
美容や健康、ダイエットの効果の妥当性を実験を基に紹介しているブログ!!
今回の記事の参考元であり、かなりおすすめなブログです。